握力の鍛えるために必要なものと、そのメリットは?【準備編】

握力を強くして自慢したい!

握力が強くなると自慢できるだけじゃなくていいこともあるよ!

そうなんだ。握力が強くなるとどんなメリットがあるの?

まずは握力に関して詳しくみていこう!

目次

握力はクラッシュ力・ピンチ力・ホールド力の3種類ある

まず握力には3つの種類があることを覚えてください。

①クラッシュ力

単純に拳を握り込む力のことで、これが握力計で測れる数値です。

一般的に握力というとこれを指します。

このブログではこの数値を増やすことを目的としています。

②ピンチ力

物をつまむときに使う力です。指だけを使って物を持ち上げるなどで鍛えることができます。

指の力を多く使うボルダリングなどでは鍛えるメリットが大きいです。

③ホールド力

物を保持する力です。ダンベルの持ち手を太くするグリップなどを使うと、いつものトレーニングで一緒に鍛えることができて一石二鳥だったりします。

高重量のダンベルを持ってのトレーニングや、チンニングをする際に必要な力です。

握力を鍛えるメリット

握力が強くなることでスポーツのパフォーマンスが上がります。

もちろんホールド力やピンチ力も必要ですが、最大出力であるクラッシュ力がある程度ないと話にならないでしょう。

そして、先述のとおりクラッシュ力で握力計の数値が上がります。

力を強く伝えるのに握っている場所がゆるいと力が逃げてしまうからですね。

また、トレーニングの質もあがります。ダンベルなどを安定して持てるようになります。

他にも認知症やうつ病等のリスクも下げることができます。握力低下は死亡率とも関連があると言われています。

まさに健康のバロメーターとも言えますね。

握力が強いとなんだか自慢したくなりますよね。少なくとも私はそうでした。

では平均値より強い握力になるにはどれだけのクラッシュ力が必要か見てみましょう。

年代別の握力平均値はどのくらい?

年齢男性女性
20-24歳45.84kg27.80kg
25-29歳46.44kg28.23kg
30-34歳46.92kg28.21kg
35-39歳46.75kg28.72kg
40-44歳46.69kg28.91kg
45-49歳46.42kg28.47kg
50-54歳45.63kg27.72kg
55-59歳44.68kg27.32kg
令和2年度文部科学省データ参照

ついてに握力別の目安も見ていきましょう。

握力目安
10kg牛乳パックが開けられる。
20kgペットボトルの蓋をあけるのに困らなくなる。
30kg固い瓶の蓋をあけられるようになる。女性はうつ病のリスクが低下する。
40kgスチール缶がつぶれ始める。男性はうつ病のリスクが低下する。
50kg日本人男性の平均値を超える。それなりに握力が強い人。スチール缶をつぶせる。
60kg卵をつぶせる。トレーニングをせずにこの握力の人は珍しい。
70kgコツを掴めばりんごをつぶせるようになる。
80kgとうとう普通にリンゴを潰せるようになる。潰したりんごはちゃんと食べましょう。
90kgじゃがいもすら潰せるようになる。デジタル握力計でERR表記が出せる。
100kg日本人では数えるほどしかいない。猛者。

男性なら平均50kgあれば平均は超えてるんだね。

自慢するには60kgは目指したいね!

でもどうやって鍛えたらいいかわからないよ。

それじゃあ必要なものを教えるよ!

握力を鍛えるには専用のアイテムが必要です。

一度買ったら長く使えるものですので、まずは次のものを揃えましょう。

握力を鍛えるために最低限のアイテムを揃えよう

握力を鍛えるにはまず3つアイテムを揃える必要があります。

①まずハンドグリッパー。これは自分の握力にあったものとアップ用の2つを買う必要があります。

おすすめはキャプテンズ・オブ・クラッシュハンドグリッパーである。以下COCグリッパーと呼ぶ。

これは著者が実際に使っているCOCグリッパーである。

COCグリッパーをおすすめする理由はいくつかあります

  • 海外製ですが日本人の手でも握りやすいサイズです。
  • 滑り止め加工がしてあり、しっかり握ることができる。ただ最初は手が痛いかもしれません。
  • 強度が細かく分けられており、COCグリッパーを買い足すだけで上達していける。
  • 握力を鍛えてる人が多く使っており実績がある。

著者は手が大きいほうではないので、大きなグリッパーは握れませんがこれは握りやすいです。

アップから本番のセットまでCOCグリッパーだけで完結するので、力の入れ方もわかりやすい。

ハンドグリッパーの中では高価かもしれませんが、間違いないこれを買うことをおすすめします。

COCグリッパーならばアップ用と握り方の練習としてガイド(約27kg)を買います。

そして自分の握力に合ったグリッパーを1つ買いましょう。

目安としては5回~9回握れる強さが望ましいです。

10回以上だと負荷が弱いのですぐ買い足す必要があります。

COCならば少し強めのものから買ってもいいかもしれませんね。

自分の握力と同じかそれよりか少し固いものがおすすめです。

例えば握力40kgの人なら、CoCのトレーナー(45kg)から試すのがよいと思います。

もしあまりにも高強度のものを買ってしまっても、今後のトレーニングでも使うことができるので無駄ではないです。

②握力計。現在の握力を把握するためやモチベーション維持に必須。

記録を出したい握力計を選ぶのがよい。こだわりがなければ安いものでよい。

著者が使っているのはこの激安握力計である。日々の記録をつけるために必要です。

もし、ハンドグリッパーを買うための握力がわからない場合は先にこれを買いましょう。

そして、ここまでのものを揃えたらいよいよトレーニングに入ることができます。

トレーニング方法は次の記事にて紹介します。

まとめ

握力についてのメリットや必要なものについて解説しました。

  • 握力計で測れるのはクラッシュ力である。
  • 握力は男性なら50kg、女性は30kgあれば平均を超える。
  • まずはハンドグリッパーと握力計を揃えよう。
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